3世代住宅設計事例　Ｈ邸　新築

1軒目は軽量鉄骨造の家でした。ご夫婦頑張って働き、広い土地を手に入れました。

2軒目は、年をとっても暮らしやすいオリジナルな家を創りたいと相談されました。

じっくり時間をかけて出来た設計図を、匠がしっかりと作って下さいました。

建築主と設計監理者と施工者が「三位一体」となった賜物です。

どれか、だれかがひとつ欠けると（それぞれが我儘言うと）成就しなかったでしょう、、、

この家は3世代住宅です、日本創世への住まいづくりの見本です。

外観・玄関ポーチ

外壁前面タイル張り、緑青色の瓦を葺いています。
屋根・外壁・サッシュ全て高い断熱性があります。

玄関ポーチには階段が２つあり、用途によって使い分けることができます。
植栽も多くしました。

光庭

玄関を入って目の前にある庭です。
周りの空間を広げてくれます。

リビングライブラリー

ライブラリーのある吹抜空間は木の良さを味わうことができる空間となっています。

壁は御堂松。

客間

床の間と仏壇です。
竹の飾りが良い雰囲気を出してくれます。

階段室

階段室の照明です。

リビングから見るとアクリワーロンろうけつ染め調から透る明かりが落ち着いた空間を演出してくれます。

茶間

リビングから同じ高さでつながり中央には大黒柱があります。

壁はラフターライト塗り。

リビング

南側のサッシュはフルオープンになり、デッキと一体化します。
床材にはクリを使用しました。

建物配置図

実例の敷地は108坪と広いですが、狭い敷地でも木造にこだわらず３階建てとし、ホームエレベーターを設けるなど、3世代住宅の可能性を追求したいものです！

建物配置図

1階平面図

行き止まりをなくし（ウォークスルー住宅とでも・・・）、もちろん段差はありません。
採光・南北通風を旨とすべし。そして魔法瓶のような家は、エアコンの使用を少なくします。

1階平面図

2階平面図

床はすべて天然木
赤ちゃんのハイハイは成長に大事な行為。

2階平面図

「柳くんとの30年前の出逢いが今、成就したな！」出来上がってからお客様から涙がでるような最高の褒め言葉を戴きました。建築士冥利に尽きます。
ご家族の幸せと永遠の繁栄を願います。

福岡 北九州で病院・福祉施設及び三世代住宅の建築設計から監理までを専門としたALP（アルプ）建築工房一級建築士事務所