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医療法人財団みどり十字 行橋厚生病院 作業療法室増築及び診療部・デイナイトケアセンター増築

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所在地   福岡県行橋市大字大野井640
病床数    現在、全体229床(精神科185床、療養44床)
診療科目   内科、循環器内科、精神科、心療内科、リハビリテーション科
構造規模   ①作業療法室増築240㎡ 1F: 鉄筋コンクリート造 ②診療部・デイナイトケア904㎡ 鉄筋コンクリート造2F
設計協力   ②ヒューマンクリエイト設計(構造)設備設計事務所多田(設備))
施 工
  ①溝江建設㈱②五洋建設(株)九州支店
工 期
  ①1991年~1992年②1996年

request

昭和59年より改築計画し、昭和63年に全面改築。老朽化した精神病院の建替えを行い、心身共に病にかかった方の社会復帰を手伝える治療環境の充実を図りたいという意向でした。

1991年~1992年に作業療法室を増築し、院内で様々な活動が出来るように工夫。また1996年にはデイナイトケアセンター・訪問看護部門・理学療法室増築。

医療法人財団つばさ 行橋厚生病院   オフィシャルホームページ

concept

外観北東面 
~精神科病棟らしくない外観~

窓の格子はなくす工夫、当たり前の環境を重視する。

緑色をシンボルカラーとしました。

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3F 作業療法室(多目的ホール)
 運動・ゲーム・ダンス・器楽合奏など可能な空間です。
 
3F 作業療法室 (サロン)

サロンは多目的ホールのお向かいにし、病院行事に使用でき、職員・患者さんを対象に喫茶も行えるようにしました。

 

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3F 作業療法室(小グループ室)

 クラフト・トーキング・レコード・ビデオ鑑賞などの部屋に使用できます。

 
3F 作業療法室(調理実習室)
複数の人で調理のでき、サロンでも充分活用できる動線となっています。
 
 
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3F 和室(6・8帖)
華道・書道などの活動に使用。多目的ホールに面し、行事の際はともに使用出来る空間となるように配慮しました。  
デイナイトケアセンター(南東外観)
デイナイトケアに通われる方が病院内を通過しなくとも直接外部より出入り 出来るように屋外階段にしました。
 

 

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 デイナイトケアセンター階段室

雨風にさらされない、樹木も植えたい。クリスマスには

イルミネーションをつけたい。

絶対に通風と夜露と採光は欠かせない。外気温による

影響は避けられないがそれ以外はクリアしました。

デイナイトケアセンター(食堂・デイルーム)
デイナイトケアに通われる方が使う大きな空間です。奥には休憩室が観えます。左手は調理室となっています。
 

 

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デイナイトケアセンター2F (休憩室)
華道・書道などの活動にも使用可能。食堂・デイルームに面し、行事の際は使用出来る空間となるように配慮しました。  
診療部(理学療法室)
入院中の方の身体面のリハビリもここで行います。転倒して骨折する高齢者も多いので床材はフランス製の9.2m厚のシートとしました。
 訓練を受ける方々が進んで来たくなる明るい、楽しいリハビリ室に!

 

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リハビリテーションスタッフ室
入院・デイナイトケア・訪問看護のスタッフが一同に集まり、情報交換もしやすくなるといいですね。 
デイナイトケアセンター(夜景)
デイナイトケアに通われる方が病院内を通過しなくとも出入り出来る 屋外階段が明かりに照らしだされています。
 

 

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